ベースマガジンにて、亀田氏が言ってます。
 
――刃田さんのドラムに亀田さんのベースが加わったリズム体が、東京事変の特徴的なグルーヴを作っているような気がしました。
 ドラマーとベーシストの関係で大切なのは、お互い同じタイム感覚を持つことだと思うんです。すべてをピッタリと合わせなくても、同じタイム感覚さえ持っていれば、必ずグルーヴは生まれるんですよ。アマチュアのバンドで一番最初にぶつかってしまうのは”ドラムとベースが合わない”というところだと思うんです。だけどそれはドラムとベースの”縦”がずれているのではなく、お互いのタイム感覚がずれているんですよ。
――なるほど。
 一拍―――僕はこれを”一拍のフォント”って言うんですけど―――このフォント(=ひと揃い)さえ合っていれば大丈夫。常にベースがバスドラの前に来てしまうようなタイプでも、一拍ごとのタイム感覚がお互い合っていればリズムは成立します。これはモータウンジェームス・ブラウンのリズム体でも言えることですね。このタイム感覚を合わせるということを意識するのは、効果てきめんですよ。
 
だそうだ。
JBもやはり同じような事を言っていて、ファンクとは何か? の問いに対し、『4拍子の一拍目を合わせる事』てな事を言っていた。
キャメイクラッチで、オノ氏と上手く合わないなぁって思ってたんだけど、JBの言葉を思い出し、前回のスタジオではちょっと意識してみたんだよね。
したら、さすがJB 今までイマイチ合わないなぁって思ってたのが、あんまり気にならない程度になったのよ。
で、亀田氏のこれを読んで、確信に変わったって話。
つまりは、俺は一拍目を合わせる事を忘れないように! ってのを書いておこうって思っただけだったりしてw
まあ、これは、ベーシストに限らず、全ての楽器にも言えると思うので、心の片隅にでも置いておけば役に立つと思いまつ。